主のゴミ箱

我慢は良くない

約束について

こんばんわ。レイニーです。

 

先日のブログは大変見苦しいものを書きなぐってしまい「また、黒歴史作っちまったよ…」の気分に陥っています。

 

今日も僕のところの地域は雨が降っており、気が滅入る一方です。

 

そんなときは、amazarashiの曲でも聴こうかなと思いまして夕日信仰ヒガシズムのアルバムに入っている「雨男」という曲を聴きました。

 

そもそも、夕日信仰ヒガシズムのアルバムって「スターライト」や「後期衝動」、「もう一度」「穴を掘っている」など大好きな曲たちが多いのですが、その中でも「雨男」は僕の中でダークホース的な立ち位置の曲です。ちょっと何言っているかわかりませんね…w

 

「雨男」は曲調が僕好みなのもありますが、「今は前向きになれる希望はない。けど、そこで立ち止まってたらいつまで経っても前は向けないんだぞ。進むしかないよ」という感じが伝わってきてとても好きな曲です。※あくまでも個人的な感想

 

けど、今日は見方が違ったというか言葉では表せない感情がでてきました。

 

Bメロにあるいくつかの歌詞なんですが

「未来の話は嫌いだった だから約束もしたくなった」

「久しぶりに電話を掛けてきた」

「馬鹿な世間話をした後に 約束したんだ「行こうぜ飲みに」」

「友達の約束を守らなきゃ それだけが僕の死ねない理由」

「本気で思ってしまった 笑ってよ 笑ってくれよ」

 

とことどころ抜けている歌詞はあるのですが、上記の歌詞のフレーズを聞いたとき2か月前大学の友人が単独の交通事故で亡くなったことを考えてしまいました。

 

ここからは、僕が彼のことを忘れないためにも記録していきます。 人って、忘れちゃいけないことでもだんだんと忘れてしまうから(それが人の死でも)。だから、僕がそいつとの思い出を少しだけ残します。

 

彼との出会いは、僕含め大学の喫煙所でよく授業をサボってスモークトークをするグループのいつメンの一人でした。

とても頭が馬鹿な奴です。けど、めちゃくちゃあいつのやらかしエピソードや度が過ぎた馬鹿行為は最高に面白く、ボケのセンスは羨ましいほどありました。

 

 

いつメンと言っても、ずっと一緒に講義を取っているわけでもなく、講義を途中で抜けて煙草休憩するときなんかで、たまたま彼もいて少し話してから講義に戻るっていう感じでした。

 

そして、忘年会などことあるごとにたくさんの馬鹿たちと宅飲みするときは必ず彼もいました。

 

僕個人的な関わりでも、時々くだらないことをラインで話したり、年に一回彼が夜釣りで釣ってきた大量の魚をアポなしで夜中僕の家に押しかけて朝方まで酒盛りする時もありました。

 

僕たちのグループはいつもずっと一緒に行動するというより、みんなが気分屋の自由人ですので適当に集まってくだらないことをしてる感じでした。 

 

上記にも書いてある通り、いつも通り気分屋の彼から夜中電話きていつも通りのくだらないことを話して笑っていました。 そして最後に「今はコロナでみんな実家帰ってるから落ち着いたら前みたいに飲もうぜ」って会話が終わりました。たしか、3月のことです。

 

そして、五月下旬同じグループの別の友達のTwitterで「お前はいい学友だったよ」みたいなツイートをたまたま見てしまい、なぜか僕は「おい、あのグループのやつに何かあったのか!?」という寒気が一気にきて慌ててツイートした友達に電話をしました。

 

電話をした時、その友達は「一昨日○○が事故って死んで、今日は葬式なんだとよ。俺も昨日知って今は落ち着いたけど、昨日は飯も通らなくて、昨日は○○(いつメンの何人かと)と居たけどずっとみんな黙ったままだった。お前は特にあいつと仲良くてやばくなりそうだったから、あとで言おうと思ってたんだよ。」

 

覚えている言葉はこれくらいです。正直他にも話した記憶はあるのですが、当時は動揺していたからかあまり思い出せません。

 

今もですが、僕やいつメンだったグループはコロナ禍なので直接葬式も参加することができず、まだ彼のお墓にも立ち会えていません。

 

今も、彼とのラインは電話した後の記録のままずっと残っています。読み返すとほんとうにくだらないことをしか話してないです。 けど、僕は彼の住所や電話番号すらも知らなくて何かを行動したくても現状何もできないまま実家に過ごしてます。

 

頭では彼が死んだことはわかっています。もう居ないんだとわかっています。 けど、なぜか死んだことが理解できないというよくわからない感情があります。 彼の死に際をしっかり目で観てないからなのと、あまりにも突然すぎることだったのかもしれません。 ちゃんとお別れをしていないからなのかもしれません。 僕は今までの人生の中で友達の死を経験したことがなかったので、今も2か月経っているのに彼のことを思うと、腕と胸が熱くなって、頭の中がぐわんぐわんする感じです。 表現の仕方がわからないです。

 

今日、amazarashiの「雨男」を聞いて上記のフレーズが彼のことを連想してしまい「飲みに行く約束をしたのになんで死んだんだよ。その馬鹿はわらえねーよ」って感じてしまいました。

 

今は実家に帰省しており、あと少しで大学がある県に戻ります。 幸い、彼の実家はその県内にあるので(むしろその情報だけしか知らなかったんですよね。今になってすごい情けないです)、彼が所属していた研究室の担当教授に彼の実家の住所を聞こうと直談判しに行きます。 そして、彼の実家に行って彼の仏壇に会いに行こうかと思います。

 

来年僕は大学を卒業して実家の県に戻りますので、今できることは後悔しない様にやれることはやろうと思います。

 

僕は彼のことは友達だと思っておりますが、僕は彼のことを全く知りません。 だから、彼のことを知ることで彼の死を受け入れないといけない。(これでいいんかな?)

 

今回、結果的に人の死をテーマとして彼のことを侮辱したかもしれない。本当はなにが正解なのかわからない。今の行動とこれからの行動はあくまでも他人である僕のエゴかもしれない。けど、他人に正解を求めちゃいけない気がするから、自分で間違えてでもいいから何か行動しないといけない。

 

彼に会えたら心の中で「なんでこんな早くに死ぬんだよ」って文句の一つは言いたい。

後は、土産にあいつの好きなセッター14mgとストゼロのレモンを置きたいな。 たぶん「常識ない!」って言われて、あいつの親に怒られそう。 怒られたら家に帰って俺が代わりに消費するかな。

 

本当は、「雨男」の歌詞の紹介とかしようと思いました。 けど、最初のくだりは楽しく書けたのに今は気分が乗らなくなってしまいました。

 

では、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追伸

 

大学一年で知って飲み行ったりして、大学2年で突然夜中俺ン家来てドンキのレジ袋の中に食えるかわからない大量の魚を流し谷入れて魚捌いてさ「くせー!もう朝じゃん!今日1限あるのに酒飲んじゃったよ!もうサボるしかねー!」みたいなこといって二人でバカして、大学3年は釣りしたことないのに夜中いきなり連れ出されて太刀魚釣りしたけど、4時間粘って3匹しか釣れんくて結局俺ン家で捌いて朝まで飲んで一日中寝てて、大学4年も何かしら釣りイベントで俺ン家汚されるんだろうなーって楽しみにしてたんだよね。 

 

煙草吸うがてら、講義抜けていつもの喫煙所に行くと決まってお前もどこかの講義をサボってるんか知らないけど何故か居て「お!ここにはよくゴミが来るねえ!」みたいに頭悪い会話をし出してよく駄弁ってたな。 今思うと、もうこのくだらない会話ができないことがすごく悲しいし、本当にあの時楽しかったんだなって思うよ。 ほんとお前は後先考えない馬鹿野郎だよ。 一生お前のこと忘れないから。 お前のトーク最高に面白くてセンスいいよ。 またな。